「アリス・イン・ワンダーランド」


先日、
家族で「アリス・イン・ワンダーランド」を見てきました。

最初は気乗りしなかったのですが、
始まって間もなくその映像美に感動。

ストーリーはそっちのけで、
映像ばかりが気になることに。

終わってから早速、売店でパンフレットを買いました。

撮影の舞台裏が結構詳しく書かれていますが、
上下、緑色のタイツを履いて、
緑色の背景の前で演技をしていくそうです。

モーションキャプチャの技術を駆使して
実際の俳優さんの演技をそのままCG処理する。
(アバターのメイキングムービーでも見たかな)

我々が毎日制作しているWeb制作の分野とは
明らかにカテゴリーも規模も要求レベルも違いますが、
CG制作の分野の進化は著しい。

処理するPCの能力やソフトがまったく違うはずですが、
モーションキャプチャ的なことは
いずれ一般の制作現場にも降りてくるでしょう。

パンフレットの中で一番印象的だったフレーズは
視覚効果スーパーバイザーというディレクターの
「観客を棒で突っついたり、ボールを投げつけたり、
といった3Dネタはダサくなるので使いませんでした。
様々な理由から3D撮影法を用いず、
2D撮影したものを3Dへ転換しました」

様々な理由、がわかりませんが、
2Dとか3Dということがさほど重要ではない、
ことがわかります。

 

3Dとか2Dとかいったことを越えて
「世界観」を伝えられるかどうか、
が大事なのですね。