税務調査


3年置きの税務調査は先日終わった。

何事もなく、スムーズな2日間だった。

10数年前の初めての税務調査では、
ケンモホロロ、ボロカス、に言われたことを覚えている。
しかも、
あのお金のなかった時代に
数百万円も徴収された記憶がある。
(きちんとできていなくて、ゴメンナサイ)

そう思うと、かなり成長したのだと思う。

今回はお褒めの言葉で終わったほど。
「気軽にあいさつしていただける、良い会社ですね~」
「トイレで外人の方にまで気軽に話しかけられました」
「北税務署にある納税マトリックスの中でも上位ですよ」

いいことづくめ。

 

ボクはこの会社を誇りに思う。

 

昔は考えもしなかったけど、
今から5~6年前に
やっぱり
松下幸之助さんの言葉は大事なんだと思った。

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企業は社会の公器である。
したがって、
企業は社会とともに発展していくのでなければならない。
企業自体として、
絶えずその業容を伸展させていくことが大切なのはいうまでもないが、
それは、ひとりその企業だけが栄えるというのでなく、
その活動によって、社会もまた栄えていくということでなくてはならない。
また実際に、自分の会社だけが栄えるということは、
一時的にはありえても、そういうものは長続きはしない。
やはり、ともどもに栄えるというか、
いわゆる共存共栄ということでなくては、
真の発展、繁栄はありえない。
それが自然の理であり、
社会の理法なのである。
自然も、人間社会も共存共栄が本来の姿なのである。
/『実践経営哲学』(松下幸之助)
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TAMのような小さな会社にあてはまることではないかもしれないが、

■企業は社会の公器であり、税金を納めることで、社会に貢献する。

という考え方は重要だ。

節税は大事だし、
しっかりやればいい。

その上で、
分相応、
もしくはそれ以上の税金を
毎年払っていくことができないと、
企業の存在価値はなくなる。