Webサイトを一種のインフラやツールと考えると、
パソコンハードと同じようにいったん行き渡ってしまうと、新規需要は少なくなっていくのは容易に想像できる。
どこかのコンサル会社の業界予測に載っていたけれど、
日本のWebインタラクティブ市場(構築・開発市場のことだと思う)は
1000億円から800億円に縮小、だそうだ。
成熟期に入った、ということだろう。
Webサイトを販促に活用する動きは盛んになるだろうが、
クロスメディア化の動きを取るだろう。
IBMはオフコンからデスクトップパソコンに移行し、
パソコンが行き渡ってしまったら、
ハードの生産は辞めて、IT運用やコンサルティングに注力した。
Webサイト構築でも同様だ。
・運用する力があること
・ビジネス活用を提案する力があること
つまり、ビジネスとして成功させる力がないと、干されてしまうということだろう。
しかし、インターネットをサービスに使う動きはますます活発になるだろう。
これは「Webサイト構築」というジャンルを越えて、
「ビジネスパートナー」や「マーケティングパートナー」が求められるということだ。
私たちには今、
そういう「コアな」スキルを身につけていくべきだと思う。