「知識・経験の不良債権」


インパクトのある言葉を聞いた。

特にWebの世界では、これまで身につけてきた知識や経験が不良債になるスピードが格段に早い。

もちろん「コアな知識・経験」は変わらない貴重なものとして蓄積されて行くが、環境や流行りが変わってしまって、「使えなくなる知識・経験」が多いのも事実だ。

あるソフトを身につけるために多くの時間を費やしても使えないモノになってしまったり。
決してムダではないが、フラッシュだっていつ違う技術になってしまうかわからない。

10年後なんてとてもとても想像できない。

不良債権にならない「コアな知識や経験」を持たなければならない。
それは「商売」や「交渉力」であったり「マネージメント」であったり「ディレクション」であったり「プランニング力」であったり「陳腐化しない技術力」なのだと思う。

・今の流れと変化に柔軟に対応していく「変化対応力」
・不良債権化しにくいベースとなる「個人のエッジ(得意技)」

この両方が備わっていないと生きていけないのだろう。

・Webディレクタの未来
・Webデザイナーの未来
・Webに携わるプログラマーやマークアップの未来
・Webに関わる人に未来

についていろんな人に聞いてみたい。

年間にたくさんの面接をさせてもらうが、
ほぼ100%の人が間違って認識しているか、悩んでいるか、だと思う。

当然のことだと思う。

若い人は目先のことだけ見ていると、40歳~50歳では使い物にならない可能性が高い。
年齢を重ねたときには、25歳の人にはマネできない、不良債権にならない「コアな知識・経験」を身につけておかなければならない。