「超人気のキャンディ屋さんらしいので、知ってる方が多いのでしょうが、ボクは中学生の娘にGWに連れていかれるまで知りませんでした。
娘が言うには「手作りのキャンディ屋さん」とのことだったので、目の前でアメ細工をやってくれるのかと思っていたほどです。
ボクが行った渋谷店は小さな店舗でしたが、新しい体験を提供するキャンディ屋さんでした。
若くてカッコいい2人組のお兄さんが小気味良い音楽に乗りながら大きなアメのかたまりを鉛筆ほどの細さのアメにどんどん伸ばしていきます。(説明するのは難しいので写真で)
出来上がったキャンディはさくらんぼ味で、出来立てのキャンディは店内のお客さんにどんどん試食が手渡されていきます。店内で販売されていたのはいろいろなフルーツ味のキャンディで
GWということもあって、袋入りのものが、飛ぶように売れていました。
予想を裏切る体験、を売っている
もし他のキャンディ屋さんが同じ味の同じ商品をキャンディ製造メーカーとして単に店舗販売だけしても同じようにはいきません。
手作りのアメと言えば「アメ細工」と思ったボクのこともそうですが、キャンディが出来るまでの新しい工程にもカッコいいお兄さんたちにもノリノリの音楽にも出来立てキャンディの試食にも
この小さな店内でまさか、という思いにも、 papabubble というキャンディ屋さんでは人々の予想を裏切る体験が売られていました。
成熟社会の飽和状態でなかなかモノが売れませんが、生活者たちは自分たちの予想を裏切ってくれる体験を求めているのだと、強く思えるキャンディ屋さんでした。