意思決定の精度


仕事ができる・できない、
と人から言われる時の差は
「意思決定の精度」の差です。

高いモチベーションでやる気に満ちていることはとても大事ですが、
「意思決定の精度」を上げていかなければ
「仕事がデキル」とはなりません。

例えば
何か問題が起こったとしましょう。

経験の浅い人は
「どうしたらいいですか?」
と質問するでしょう。

これは新人のあいだは許されます。

ビジネスの現場の流れはこんな感じ。

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「○○○○○の問題が起こっている。」
「○○○○○のActionを実行しようと考えている。

「解決への選択肢(オプション)は3つ。」
A.□□□□□
B.○○○○○
C.△△△△△

「自分はB.○○○○○でいこうと思う。」

「その根拠は~~~~~だから。」

「そうしよう!(コンセンサス)」

 

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基本的な意思決定のプロセスです。

この「意思決定の精度」を上げるのは
知識・だけでは足りず、経験と先読みと自分なりの勘が必要になります。

だから意思決定が人によって変わってくるのです。
偉大、と呼ばれる経営者はこの意思決定のすべてが
一貫した「偉大な理念」を根拠に決められていきます。

判断基準になるのは、
「理念・Mission」と「戦略」です。

自分たちは何のために仕事しているのか?
自分たちは何を成し遂げようとしているのか?

これらがわからないと
「意思決定」の方向性が
バラバラになってしまいます。

細かい枝葉の手段は人によって違って当たり前ですが、
各自の意思決定が
フネの向かう方向とずれていると
フネはバラバラになってしまいます。

 

指示待ち・
質問して指示を仰ぐ

意思決定の訓練を繰り返す

精度の高い意思決定ができる
(理念に沿った意思決定)

 

精度の高い意思決定が出来ないと、
決してリーダーにはなれません。
チームが間違った方向へ行ってしまいますから。
フネは沈没してしまいますから。