アジアへの進出は簡単なことではない、と思う


中小企業もアジアへ出て
マーケットを広げなければ
人口の減る、衰退期を迎える日本に未来はない!
と言う人がよく居る。

それはそれでOKなのですが、
海外進出がそんなに簡単なわけはありません。

後ろ向きな考えを持っているのではなく、
マーケットを開拓するのに、
昔の日本国内でも一朝一夕でできなかったものを、
成長期のアジアだから
一気に進出できる、
と考える方がおかしい。

グローバルに戦えることは
これからともて大事なことだと思うのですが、
やっぱり
ビジネスというのは、
モノスゴイ時間がかかる、
ということを忘れては失敗するだけ。

特に中国といった土地で
ビジネスを展開するなら、
大手でも長年の準備を
苦労してやってきたはずだから、
今から進出しようと思えば、
それなりに
お金も時間もリスクを取らないと、
簡単に考えていると、
痛手を喰らうと思っています。

ボクが考える海外進出の成功の秘訣は
現地で「骨を埋めてもいい」というような日本人スタッフを
ある程度長期に渡って現地で雇っていられるかどうか、
という忍耐のことことじゃないかな、
と思っています。