企画書は誰でも書けます


企画書を書くのが苦手な人が多いと聞きます。
(実はボクも大の苦手:時間かかって面倒だから)

ただ、

・企画書で伝えるのも

・口頭で伝えるのも

基本的には同じこと。

昔、あるスタッフが
「企画書が書けないと説明も出来ませんよ」
と言っていたことを思い出しました。

この仕事をして18年目なので、
いろんな企画書を見てきました。

大手代理店系の
夢を売る、ストーリー自立の企画書もあれば、

ある有名プランナーの
A4×2~3枚というのもけっこうあったように思います。

企画書の書き方に答えなどないでしょうが、
要素の基本は同じ。

TAMにもTAMの企画書の書き方を
スタッフの皆が確立してくれた感があります。

■与件の整理

・背景

・各種分析

・マーケティング戦略

・実現したいこと

など

(ここまでは先方からオリエンを受けたことの基本的な整理)

■目的

今回のプロジェクトの目的
どういうことを実現するのか?

■戦略A、B、C、D・・・

目的を実現するために
具体的にどういう戦略を取るか!?

これが一般的に言われる「企画」のこと。

この企画内容を生み出すのは確かに難しい。

この部分は自分だけでは解決しようとせず、
社内も、
社外も、
協力者を募って、
アイデアや経験やベストプラクティスを導き出して、
組み合わせることで、
新しいものを生むのが常套手段。

デザイン案なんかも
ここに入ってきます。

企画書内には
戦略A
戦略B
戦略C
・・・・
と個別に説明を進めます。

■ゴール

企画書では下手に数値目標を設定しない事の方が多い。

他にも
書く内容は
いろいろあるかもしれませんが
基本的な骨格はこれだけ。

よく出来た企画書の上から
上書きしていけば、
企画書はあまり時間かけずに
できてしまいます。

口頭で説明するのも、
企画書で説明するのも、
やっぱり同じ。

企画書づくりが難しいのではなく、
「企画」を生み出すこと、これは難しい。
この部分はどれだけ
協力者を持っているか、
によるかもしれません。